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    2006.04.16 Sunday

    ブリヂストン美術館 〜雪舟からポロックまで〜

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       石橋財団50周年記念で賑わうブリヂストン美術館に行ってきた。



       ここの美術館はいつ行っても(行けるのは大概土・日だが)結構混んでいるが、なぜだか見やすい。お気に入りの美術館で、東京以外に住む知り合いが上京した折に紹介すると結構喜ばれたりする。今回は、石橋財団50周年記念で、通常は、福岡県久留米市にある石橋美術館に所蔵されている作品も展示されているとのことで、勇んで訪れてみた。

       まず初めに、青木繁の作品に心奪われる。(下の絵は「海の幸」)



       実は、福岡に住んでいたことがあり、その時、久留米の石橋美術館で見たことがある。しかし、その時は何とも思わなかったのだが・・・。年令に応じて感じることも変わるのだと思う。画面中央少し右からこちらを見る視線にはっとして吸いよせられ、それ以降、目が離せなくなってしまった。このひときわ白い顔の「女性」は、青木繁が恋に落ち、その間で子どもまで授かった「福田たね」だといわれているようだ。そのとき何故だが、不意に年齢を確認したくなり、キャプションを見ると、当時彼は22歳。さらに彼が29歳でこの世を去っていることを知る。青木繁の激しい想いがぶつけられた作品のようだ。

       その他では、藤田嗣治の絵。そもそも日本の画家の作品はあまり関心を持って見てこなかったので、藤田にもそんなに関心があったわけではない。しかし、「ドルドーニュの家」という絵の前で何故だか、立ち止まってしまった。藤田の特徴である「白」もさることながら、魚眼レンズで見たような構図に心奪われる。「白」と「バランスを欠く構図」が相まって不思議な魅力を発していた。



       

       また、セザンヌの「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」は、大胆な構図と白い山肌に見える不思議な緑が魅力的。藤島武二は、定番「黒扇」に加え、「屋島よりの遠望」という絵も気になった。さらに、ザオ・ウーキーの「07.06.85」(下の写真)は、正に波にのまれんとする瞬間に時を止めたような画面。轟音が聞こえていたのが、はっと静寂になったようにも感じられ、心地よい緊張感を味わえた。また、「青」色が素晴らしかった。


       
       久しぶりのブリヂストン美術館は、いつもように魅力的な美術館だった。
      (でも、何故だか、雪舟もポロックも作品が少なかったような・・・・)
      2018.09.29 Saturday

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        コメント
        はじめまして。はろるどと申します。

        >しかし、「ドルドーニュの家」という絵の前で何故だか、立ち止まってしまった。

        私も藤田をそれほど好きではないのですが、
        仰る通り、この作品の構図にはとても惹かれます。
        見ていると引き込まれるような作品ですよね。
        どのような空間なのかなと…。

        ザオも大好きです。
        いつも常設展にて感銘してしまいます。

        TBさせていただきました。
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